2005/09/04

B-BOYPARKに行ってきたよ

以下、ミクシの日記を転載したもの。ネットの片隅から矛盾を叫ぶ。
口が悪いのは一気に書いたから。
だけどできるだけ感情を抑えて書いたつもり。

すっげー楽しかった。
CHANNEL、BOY-KEN、UZI、TWIGY……
CDでしか聴いた事ない人たちいっぱい観られた。嬉しかった。
だけど大きな落とし穴。


運営がクソ


職業イベント屋としてはっきり言う。
タイムテーブルを全て消化できないイベントは、最悪。大失敗だ。
ライムス含めて出られなかった出演者が何組いたのか知らないけど、
今回のイベントは失敗。大失敗。 最低の終わりを迎えてます。
だって、イベントが成立してないもの。
タイムテーブル全部消化して初めてイベントは『終わり』だ。
特に代々木は時間規定が厳しい。20時半厳守。
そんなの毎年毎年やってるからわかってることだろうに。
どうしてこんなことになったのか。

推測1.『ブッキング多すぎた』→時間計算できない主催がクソ
推測2.『出演者が押し捲った』→時間計算できない主催がクソ

出演者は悪くない。悪いのは、責任を取るべきは主催。
消化しきれないくらいの出演者をブッキングしてたなら論外。
タイムテーブルなんて余裕持って組むのが常識で、余裕を持たせられるように
組むのが普通だ。それが運営サイドで頭を悩ませるべき部分だ。
例えば去年12月にあったBLOCKSのイベント。
HIPHOP系の出演者の中で唯一バンドセットを必要としたマボロシ。
出番が一発目だった。
これは、転換の時間を最小限にするための措置だったはずだ。
HIPHOPのライブは最低限ターンテーブルとマイクがあれば成立する。
普通のバンドのイベントよりも転換の時間が短く済む。
だけどマボロシはバンド編成。
じゃあどうするかっつったら最初か最後に入れればよい。
設営かバラシ、どちらかを時間内にやらなくて済む分転換が短縮される。
あのイベントも最終的には押しまくったけど、それでも
そういう計算ができる人たちが運営してた。
それから、RIJF。最終的に殆ど押してない。
押しても十分な転換の時間をとってるから挽回できている。

そういう計算や保険が運営の頭の中には常にあるもんなんだ。
それはすんげー当たり前で、最低限のことだと思う。
だからこそそれができなかった今回の運営は本当にだめだ。
そして、一番クソだと思ったのは。


タイムテーブル消化できない事を美談にしようとした


情熱に任せて熱いこと言って、客が納得した。
だからいい形でイベントは終わったように見えた。

馬鹿か。

あの説明で納得できたのか。
個人的な感情だけだったら『いいな、熱くて』って私も思った。
凄くいい空間だったんだ、今日の代々木は。ほんとに楽しかったんだ。
だけど。
出演中止を余儀なくされたアーティストの名前は公表しなかった。
タイムテーブルと出演者を公表してないってのは、こういうときのための
逃げ道なのか?

馬鹿。

公表しろよ。それで謝れよ。
情熱のままに熱っぽいこと言って言わせてごまかすな。
B-BOYPARKとして公表してなくとも、少なくともライムスに関しては
彼等の公式サイトやラジオで情報を流してた。
他の出演者はわからないけど、他にもそういう人はいただろう。
だとしたら、あの場では名前を公表するべきだった。
情報を公開する義務があっただろう。
だって、出演者はいろんなものを裂いて、いろんなものを得るために
あそこにいたんだから。
ステージに立つ為にあそこにいたんだから。

無料のイベントだからしょうがないかなー……
で済ませられる問題じゃないと思ったのは
最後の最後でステージにいた人が『仕事』と言う言葉を使ったから。

ライムスファンとしては、本気で残念だった。
だけど、もしライムスを観る事ができていたとしても、私は
今回のイベントは失敗だと思うって、そんな文章を日記に書いてるはずだ。
私の仕事はイベント屋だからステージの進行だってやるときゃやる。
時間通りに進まないのなんてデフォルトだけど、時間通りに進ませる為に
最大限の努力をする。そんなことは当たり前なのだ。
今回、できなかったことを情熱を盾に省みなそうで主催が怖い。
タダだからとか、そういうことを免罪符にすることは許されないと思う。


来年のB-BOYPARKは運営がまともであることを願う。
こんないいイベントそうそうないから。
楽しかったからこそクソだと言いたい。
とりあえず、ライムス以外に出演中止を余儀なくされた出演者を
公表して欲しいと切に思う。
てめえのケツはてめえで拭けと思うんだよ。
出演者の情熱に頼るんじゃない、と。



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