2009/05/19

FUZZY Quartet Row@新宿Marble

■Right Answer
ツアーも後半戦っつーことで余裕が出てきた。
今日は下北沢よりもリラックスしてる感じがします。
大サビの爆発っぷりがすげえよかった。
ドラマチックなバンドだなあ。

■君のその先に
歌詞ー!歌詞ー!と思うんだけど、実はものすごく好きな曲です。
ほんとにしっかり噛み合うようになったな。
4人一緒に歌ってる感じがする。

■インターセクション
いつもよりも饒舌な新木くんが本当に楽しそうで、嬉しかった。
2番のサビのアドリブも自然に出てきた感じ。

■晴れた暁に
CDの何倍もドラマチックで、切実で、生々しくて。
こんな音を鳴らすバンドなんだって改めて思い知らされた。
それから、この曲が今夜自分に起きた奇跡でした。

■F-メモリー
ちょっと走ってた、というか、4人ともそういう気持ちだったのかな。
全部出し切るかのように大爆発だった。
潤一くんのドラムがここにきて一番迫力あった。
気合入ってたなー。大サビ前のフィルとか鳥肌立ちました。





「晴れた暁に」。

突然歌い始めた新木くんの声は静かで深くて。

涙止まらなくなって、隣に立ってたお姉さんと二人してぼろぼろ。
アウトロでこっち見て苦笑してる千尋くんが見えた。
終わってから隣のお姉さんと顔見合わせて笑って。
「セットリストいきなり変えてごめんなさい」って千尋くんが
スタッフさんに言ったのを聞いて、物凄く驚いた。


ライブの後、たけのりくんが「いえーい!」とか言って、 びっくりしたでしょ、って。
「もしかしたらやるかもなって思ったんだけどね」って笑ってて。
千尋くんが、「ほんとはあの曲はもう一本のギターで演るんだけど、
新木が歌い始めたからそのまま弾いちゃった」って教えてくれて、
潤一くんは「何度もライブ観てて、もういいやって思わないの?」ってひでえことを言いやがってw
それから、新木くんは「『晴れた暁に』だけこれで弾いたんだ」って、
私の左のてのひらに、ピックを乗せてくれました。
「この曲だけ弾いて、またポケットにしまっておいたの」って。
「いきなりやったから千尋がうろたえてた」って笑って。
「聴きたいって言ってくれたから、聴いて欲しかった」って言われて、
千尋くんに「泣きすぎですよなつめさん」と苦笑されるほどに泣きました。

どんだけ音楽が好きでも、こんなことはきっともう起こらないと思うし、
だからこそこれは奇跡なわけで、一生忘れないと思う。
今日の音が、ずっと自分の世界で変わらずに鳴り響いていてほしいと思う。


「客が一人でも沢山でも、俺達は何も変わらなくて、その人に向けて歌うんだよ」

2nd作って、俺ちょっと変わったって言って、
一生懸命話してくれた新木くんの言葉はとても重かったし、
歌ってくれた気持ちが本当に嬉しかった。

9日の新宿のライブ、一発目でわかったよ。新木くんが変わったの、ちゃんとわかった。




今、たとえ世界中から酸素が無くなっても自分は生き残れる、なんて
そんなおかしな確信を持ってしまうくらいにすごいものをもらいました。

ありがとう。ほんとに、出会えてよかったよ。



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